dolphblog’s diary

洋服お直しドルフネットのブログ、お直しの為になる話

穴あき、薄くなった生地の補修

本日は節分ですね。

今日も近所の神社に散歩に行ってきました。
お参りすると、横には節分の福豆が置いてありました。
小学校時代は学校に鬼がきていたことを思いだします…



今日は、生地のすり切れ、穴あきの補修の話。

スラックスやデニムなどの、穴あき、薄くなっている生地の補修は、スラックスの小さい穴などは、カケハギといって、同じ生地の共布を使い、生地を編み直して再生する方法と、
穴の裏に共布などをあてて細い似た色の糸でミシンタタキをするミシン刺しという方法があります。細かいピッチで均一に縫っていきます。

ドルフネットではカケハギは受付外ですが、カケハギは料金が多少かかります。かなり綺麗に元通りになる場合が多いですが、素材や柄により仕上がり具合は多少変わります。

ミシン刺しのほうはリーズナブルです。

ミシン刺しの場合、広い範囲にも対応できます。が、近くで見るとミシン目が多少わかります。やはり素材や柄や範囲により仕上がり具合は変わります。
裏にあて布をあてるため、補強にもなり丈夫になりますので、そろそろ捨てないとかな‥?と諦めていた洋服、頻繁に着るスーツも直せばまだまだ着れるようになりますよ。
一番多いのはスラックスの股ずれですね。デニムも多いです。

またデニムのミシン刺しは、デザイン的に刺すこともできます。
よくダメージデニムの穴や近辺にデザイン的にダメージやミシン刺ししてありますのでお持ちのデニムをご覧下さい。
お持ちのデニムの今あるデザイン的なミシン刺しに近づけることも可能です。

更に、あて布をして穴の周りだけを縫って穴を塞ぐというやり方もありますのでお好みでご指定下さい。
周りだけを縫うほうがミシン刺しより更にリーズナブルになりますよ。周りだけ縫うデザインのデニムもかなりあります。


是非一度お試しください。

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京都伏見稲荷大社

ジャケット袖丈出し

昨日は、昼間は暖かくなり過ごしやすかったですね。
今日も近所の神社に行きました。
風は強かった…

そろそろ一月も終わりに近づいてきました。
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本日は、ジャケット袖丈出しの話。

ジャケット袖丈出しは、生地があれば通常はほとんど出せます。
しかし、表は生地があるのに、裏地は足りない!という場合は、裏地に別生地を足して丈出しをします。
その時、袖口で別生地を足すと着用時に袖口から見えてしまう為、通常お直し店では肘などの見えない所で生地を足します。
そうすると、直したことがわかりにくいです。


皆様もお試し下さい。

素材別

寒いですね、東北地方では雪がかなり積もったらしく、東京も冷え込んでいますね。

今日は素材別の話。
素材によって、お直し店では料金が変わってきます。

だいたいどこのお店も同じだと思いますが、作業のしにくさ縫いにくさにより、コーデュロイやベロア毛足の長いもの、麻、ストレッチ、ニット、シルク、合皮、皮、ダウン他、通常料金より割り増しになります。

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京都清水寺

丈出しゲタはかせ

今日は、丈出しの話の追加ですが…

スカート、ワンピースの丈出しをする場合、縫い代が少ない時は、別布を縫い代の端に足して、ゲタを履かせて出すことができます。

ゲタはかせをすると、そのまま出すより、少しですが、更に多くの寸法が出せて、丈を少しでも長くすることが可能ですよ。

出しは裾の折り目が後残りすることが多いですが、素材によってほとんど目立たない素材もありますし、クリーニングなどしていくうちに、消えてくる場合もあります。

少し丈の短いスカートなど、長さを伸ばしたいと思っている方は、丈出ししてみて下さい。


写真は編み物作品を本日も載せてみました。
カシミヤ混毛糸&モヘヤで作ったマフラー。f:id:dolphblog:20190124171045j:plain

今日は私の作った編み物を紹介

ドルフネットでは、ニットは受付しておりませんが、去年から編み物を再開して、たまに作品作りをしています。学生時代も編み機で作っておりました。

ボーダーのマフラー、お花の刺繍をランダムに入れました🌼

毛糸はフランス毛糸&アルパカです。

鮮やかな赤が気に入っています。

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幅出し、丈出し

洋服の幅出し、丈出しについて。

幅出しは、縫い代があれば少し出せますが、出しは基本後残りすることが多いです。
生地によります、ほとんど目立たない場合もあります。
コーデュロイなど毛足のあるもの、シルク、合皮など特殊素材は後残りが目立ちやすいので、注意が必要です。

丈出しも同様後残りすることが多いです。
シングル、ダブルは生地があれば多少出ます。

タタキ仕上げのパンツは基本丈出しできません。
ステッチ幅広いワイドパンツなど、三つ折り縫い代余りあり、また、ステッチ幅を狭くすると丈出しすることはできますが、ステッチの針跡&裾の上がり線折り目の後が、両方残りかなり後残りがします。

少し軽減する方法としては、ステッチ後の上にステッチを入れると目立ちにくいです。その場合ステッチ幅は元より細くなります。

また、三つ折りを、二つ折りロックタタキにする方法もあります。

写真は、パンツ裾二つ折りロックタタキ丈出し、元の裾の折り目、少し跡残りしています。多少洗うと目立たなくはなります。
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パンツによって対処の仕方変わる為、丈出し希望の方不安なことなどご相談下さい。